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日加関係

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太平洋のパートナー

カナダと日本は、共通の価値観と友好関係に基づき、政治、経済、文化など幅広い分野にわたる絆で結ばれています。

太平洋のパートナー

現在、カナダと日本はG7、G20、APEC、ADB(アジア開発銀行)、IMF、ASEAN地域フォーラム、OECDなど、多くの国際的な会議や機構で活動を共にし、経済の活力、政治的な協力関係、アジア太平洋地域の発展を維持するために力を尽くしています。

カナダと日本の議員による定期的な交流は、日加関係におけるもう一つの重要な柱です。1989年にカナダ連邦議会で設立されたカナダ日本国会議員連盟と、日本の国会議員による日本カナダ友好議員連盟は、1989年から定期的に、カナダと日本が交替で主催する形で総会を開いています。前回は2017年1月に東京で開催され、貿易政策、地域安全保障、エネルギー問題などが協議されました。

カナダと日本の貿易・経済関係は、着実に拡大しています。日本は2016年のGDPが6兆5000億カナダドルと世界第3位であり、カナダの経済と通商においても最も重要なパートナーの一つです。また、日本はカナダにとって、アジアで最大の二国間対外直接投資(FDI)パートナーであり、2017年における日本からカナダへの直接投資残高は、296億カナダドルに達しています。この投資は、カナダ国内で事業を展開する日本企業の子会社や関連会社、約450社によるもので、これらの会社は全体で何万人ものカナダ人を雇用しています。一方、カナダから日本に対しても、広範囲にわたり多額の投資が行われ、自動車、情報通信技術、金融サービス、林産業の企業を中心に、100社以上が日本に拠点を設けています。2017年におけるカナダから日本への直接投資残高は、47億カナダドルとなっています。

また、日本はカナダにとって、世界第4位の双方向の商品貿易相手国であり(アジアでは中国に次いで第2位)、サービス貿易相手国としては世界第8位です。2017年におけるカナダの日本向けの商品輸出総額は118億カナダドルで、これに対し日本からの輸入は175億カナダドルでした。2017年にカナダから日本への輸出高が最も大きかったのは、カノーラ、石炭、銅鉱石、豚肉、木材、小麦で、一方、日本からの輸入高が最も大きかったのは、自動車・自動車部品、産業機械、情報通信技術・機器でした。

カナダは、日本との貿易・経済分野での協力関係を強化するため、新たな機会の開拓に努めています。2018年1月23日、カナダと日本は他の参加9カ国と共に、「包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定」(CPTPP)交渉で合意しました。カナダはCPTPPに参加する他の10カ国への優先的アクセスを得ることから、この協定によりGDPが42億カナダドル増加すると見込まれています。カナダと日本の間では、自由貿易に関する協議に加え、日加次官級経済協議(JEC)が定期的に開催されています。

カナダと日本は、1928年に日本がオタワに公使館を開設して以来、外交関係の長い歴史を築いてきました。1929年5月21日にカナダが東京に公使館を開設し、日加間の修好が正式に樹立されました。両国は長年にわたり強固な政治協力関係を維持していますが、近年はこの関係が新たに広がり、より実質的なものになっています。日加関係が拡大している重要分野の一つが、平和と安全保障に関する協力です。2018年4月21日、カナダと日本は、カナダ統合軍と自衛隊との協力を円滑化する「物品役務相互提供協定(ACSA)」に署名しました。

地域的および世界規模の安全保障問題に関して、カナダと日本が協力関係を深めていくための基礎となるのは、2010年に署名された「政治・平和及び安全保障協力に関する日加共同宣言」です。この共同宣言の柱は、日加両国の外務および防衛次官が定期的に会合を持つ、「政治、平和及び安全保障に関する次官級『2+2』対話」の開設で、最近では2016年4月に東京で会合が行われました。カナダでは、2017年12月6-7日に第15回日加平和・安全保障協力シンポジウムが開催され、両国の研究者や政策立案者が重要な地域的および二国間協力について意見を交換しました。シンポジウムに続いて、両国政府の外務および防衛担当高官が協議を行いました。

カナダと日本は、文化や人と人とのつながりでも、幅広く活発な交流を行っています。カナダには12万人以上の日系の人々が暮らし、日加間で相手国を訪れる人の数は、年間約30万人にのぼります。日本のマンガやアニメがカナダで多くのファンを獲得する一方、カナダのミュージシャンも、偉大な功績を残したオスカー・ピーターソンやグレン・グールドをはじめ、ショーン・メンデス、ジャスティン・ビーバー、ロン・セクスミス、マット・ダスク、Monkey Majikなどの国際的なアーティストが知られ、日本でも全てのジャンルで大きな注目を集めています。日加間には24の友好協会と73組の姉妹都市提携(うち1組はアルバータ州と北海道による提携)があります。教育の分野では、海外留学に関心を持つ様々な年代の日本の学生にとって、カナダは常に人気の高い留学先で、2016年に日本からカナダに語学留学した人は、2万人以上にのぼりました。また「語学指導等を行う外国青年招致事業」(JETプログラム)には、常時約500名のカナダ人が参加し、日本各地の学校で英語を教えたり、自治体の業務に携わったりしています。カナダ人は長年にわたってこのプログラムを積極的に支援し、修了者は約9000人にのぼります。さらに、日加間で実施されているIECワーキングホリデー・プログラムも非常に人気が高く、何千名もの若者が相手国に最長一年間滞在して、旅行や就労などを通じた交流を経験しています。

学術交流:大学や研究のつながりと交流

カナダは、人々の間の理解を深め、グローバルな市民とリーダーを育て、国々の発展に貢献する国際的な学術研究パートナーシップに積極的に参加しています。

グローバル連携省(GAC)は、カナダ政府による主要な国際奨学金プログラムへの参加を統括しています。GACはカナダ国内で活動する外国人研究者を支援し、また多くの場合、外国の政府も同じように、それぞれの国で活動するカナダ人研究者を支援してくれています。

在日カナダ大使館(東京)の学術交流係も、日本で行われている、カナダに関する知識や理解を深めるための活動を支援しています。

カナダにとって、日本は学術分野での重要なパートナーであり、特に科学と技術革新に関しては、互いの長所を活かす様々な連携が行われています。現在、カナダと日本の大学間では、あらゆる学部と地域にわたって240件を超える学術交流の合意が結ばれています。このような緊密な学術関係を基に、カナダと日本は互いの技術革新と創造の拠点を利用し、トップ・レベルの研究者による協力を拡大し、相手国への留学を推進する専門機関を設けることによって多くの恩恵を得ているのです。

国際奨学金・助成金プログラム 英語フランス語

アカデミック・ネットワークと団体

役に立つリンク

連絡先

カナダ大使館広報部学術交流係

広報・文化

広報部は、日本の皆様とカナダの情報を結びつける窓口です。このウェブサイトにはカナダに関する一般情報や文化関係情報、文化交流に関する情報が詰まっています。以下の8つのセクションに分かれています。

高円宮記念ギャラリー
当大使館地下2階の高円宮記念ギャラリーで開催中および今後開催される展覧会のご案内です。

2018年5月


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更新日:
2018-06-01