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日加関係

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太平洋のパートナー

カナダと日本は、共通の価値観と友好関係に基づき、政治、経済、文化など幅広い分野にわたる絆で結ばれています。現在、カナダと日本はG7、G20、APEC、ASEAN地域フォーラム、OECDなど、多くの国際的な会議や機構で活動を共にし、経済の活力、政治的な協力関係、アジア太平洋地域の発展を維持するために力を尽くしています。

カナダと日本の議員による定期的な交流は、日加関係におけるもう一つの重要な柱です。1989年にカナダ連邦議会で設立されたカナダ日本国会議員連盟と、日本の国会議員による日本カナダ友好議員連盟は、1989年から毎年、カナダと日本が一年毎に交替で主催する形で年次総会を開いています。前回の総会は2015年4月にオタワで行われ、貿易政策、行財政改革、エネルギー問題などの課題が協議されました。

カナダと日本の貿易・経済関係は、着実に拡大しています。世界第3位の5兆1000億カナダドルのGDPを有する日本は、カナダの経済と通商にとって最も重要なパートナーの一つです。また、日本はカナダにとって、アジアで最大級の二国間対外直接投資(FDI)パートナーであり、2014年における日本からカナダへのFDIは、総額173億カナダドルに達しています。この投資は、カナダ国内で事業を展開する日本企業の子会社や関連会社、約330社によるもので、これらの会社は全体で何万人ものカナダ人を雇用しています。一方、カナダから日本に対しても、広範囲にわたり多額の投資が行われ、自動車、情報通信技術、金融サービス、林産業の企業を中心に、約100社が日本に拠点を設けています。2014年におけるカナダから日本への直接投資残高は、47億カナダドルとなっています。また、日本はカナダにとって、世界第5位の双方向の商品貿易相手国であり(アジアでは中国に次いで第2位)、サービス貿易相手国としては世界第10位です。2014年におけるカナダの日本向け商品輸出は総額107億カナダドルで、これに対して日本からの輸入は130億カナダドルでした。2014年にカナダから日本への輸出高が最も大きかったのは、油糧種子、鉱石、鉱物性燃料および石油(主に原料炭)で、日本からの輸入で大きかったのは、自動車・自動車部品、電気機械・機器でした。

カナダは、日本との貿易・経済分野での協力関係を強化するため、新たな機会の開拓に努めています。2012年、カナダと日本は二国間自由貿易協定(経済連携協定、EPA)の締結に向けた交渉を開始しました。この歴史的な発表は、2012年3月7日に公表された「日加経済協力協定の可能性に関する共同研究報告書」の結論を受けて行われたものです。同報告書は、日加間の自由貿易協定は両国に多大な経済的利益をもたらす、と結論づけています。EPA締結によるGDPの増加は、日本では44億-49億米ドル、カナダでは38億-90億米ドルにのぼると予想されます(2010年のGDPデータに基づく試算)。また、カナダと日本は、最近基本合意が得られた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉に参加しています。この包括的な協定は、全ての参加国に経済的機会の拡大をもたらすものです。カナダと日本の間では、自由貿易に関する協議に加え、日加次官級経済協議(JEC)が定期的に開催されています。2005年に署名された「日加経済枠組み」は、経済および貿易政策に関する二国間協力の土台となる基本的な文書の一つです。

カナダと日本は、政治において長年にわたり強固な協力関係を維持していますが、近年はこの関係が新たな分野に広がり、より実質的なものになっています。両国の関係が拡大している重要分野の一つが、平和と安全保障に関する協力です。2013年9月、カナダと日本は物品役務相互提供協定(ACSA)の締結について大筋合意しました。この協定は、共同演習や国連平和維持活動などにおける、カナダ統合軍と自衛隊との協力を円滑化するものです。

地域的および世界規模の安全保障問題に関して、カナダと日本が協力関係を深めていくための基礎となるのは、2010年に署名された「政治・平和及び安全保障協力に関する日加共同宣言」です。この共同宣言の柱は、日加両国の外務および防衛次官が定期的に会合を持つ、「政治、平和及び安全保障に関する次官級『2+2』対話」の開設です。第1回日本・カナダ次官級「2+2」対話は2011年8月29日に東京で行われ、平和維持、核不拡散、人道支援、災害対応における協力、およびカナダ統合軍と自衛隊との連携の促進が合意されました。

2011年3月11日の東日本大震災の後、災害対応における二国間協力は特に重要な課題となっています。カナダ政府は、震災発生を受けて日本への全面的な支援を表明し、毛布、線量計、携帯型の放射線検出器を提供しました。また、カナダ国民、カナダ企業、州政府は、総額で4000万カナダドルを超える義援金を被災地に贈りました。カナダによる支援は復旧・復興の期間を通じて継続し、「カナダ-東北復興プロジェクト」、「カナダ留学 ホープ・プロジェクト」、奨学金プログラムの「日加リーダーシップ基金:東北プロジェクト」などが実施されています。

カナダと日本は、文化や人と人とのつながりでも、幅広く活発な交流を行っています。海外留学に関心を持つ全ての日本の学生にとって、カナダは常に人気の高い留学先で、2014年に日本からカナダに語学留学した人は、2万人以上にのぼりました。また、カナダと日本の学術機関の間に550件以上の提携があることから、学生や教員の交流も非常に活発です。カナダと日本は、文化の面でも強い絆を結んでいます。日本のマンガやアニメがカナダで多くのファンを獲得する一方、カナダのミュージシャンも、偉大な功績を残したオスカー・ピーターソンやグレン・グールドをはじめ、セリーヌ・ディオン、ジョニ・ミッチェル、ニール・ヤングなどの国際的なアーティストが知られ、日本でも全てのジャンルで大きな注目を集めています。

カナダと日本の間では、人と人との交流を促進するプログラムが数多く実施されています。両国の地方自治体の間で75組の姉妹都市提携が結ばれ(うち1組はアルバータ州と北海道による提携)、また「語学指導等を行う外国青年招致事業」(JETプログラム)には、現在約500名のカナダ人が参加して、日本各地の学校で英語を教えています。カナダ人は長年にわたってこのプログラムを積極的に支援し、修了者は8400人以上にのぼります。さらに、日加間のIECワーキングホリデー・プログラムも非常に人気が高く、何千名もの若者が相手国に短期間滞在して、旅行や就労をする機会を得ています。

2015年12月


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更新日:
2016-04-15