カナダ政府
カナダ政府の象徴

Government of Canada

japan.gc.ca

Breadcrumb

  1. トップページ
  2. >
  3. カナダ発見
  4. >
  5. 経済/ビジネス


カナダと日本の共同プロジェクト、「ネットゼロ・エネルギー住宅」が札幌に完成

「これからは、冷暖房費を一切支払う必要がありません」と言われたら、あなたはどう思いますか?カナダの「ネットゼロ・エネルギー住宅」技術は、これを可能にするだけでなく、ほかにも数多くの利点をもたらします。カナダ天然資源省、カナダ住宅金融公社、カナダ外務・国際貿易省はこの大掛かりな技術の実用化を目指し、数年にわたって住宅業界と協力して開発に取り組んできました。

このほど、札幌に建設された初めてのネットゼロ・エネルギー住宅が公開されました。これにより、カナダの住宅建築技術は目標に一歩近づいたことになります。


快適性と環境保護のバランス

「年間に消費されるエネルギーと同量のエネルギーを生産する」 - これがネットゼロ・エネルギー住宅の基本的な考え方です。この目標は、住む人の快適性やライフスタイルの変化を犠牲にしないで達成することが可能です。再生可能エネルギー技術と、より高度なエネルギー効率を持つ住宅デザインを統合することにより、住む人は現代的な生活と健康的な環境のバランスをとることができるのです。


注目されるカナダの建築技術

このプロジェクトに積極的に取り組むことにより、カナダはエネルギー効率のよい革新的な製品とクリーンな再生可能技術の応用の分野で、国際的に高い指導力を発揮しています。

「われわれは、日本企業がこれまでに見たことがないカナダの技術をいくつか導入できました」カナダ天然資源省 CANMET エネルギー技術センターのロビン・シンハ科学技術部副局長は語ります。「このことは、ネットゼロ・エネルギー住宅の技術が輸出向けにかなりポテンシャルが高いということを示しています。今回のような国際的な共同事業は、カナダの製品開発技術が海外で活用される機会の増加にもつながり、結果的にカナダの技術革新にプラスの影響を与え、すべてのカナダ人にとって利益になります」。

ネットゼロ・エネルギーを実現するには、創意工夫と最高品質の製品が不可欠です。バンクーバーの K・イトウ&アソシエイツと札幌に本社を置く株式会社土屋ツーバイホームは、複数の新建築技術と革新的な住宅デザインを開発しました。そして、この住宅に使用されている建材部材の多くが、カナダ国内の5つの州の企業から提供されたものなのです。


カナダ人にとって大きな意味を持つプロジェクト

現在のところ、このような住宅は高額であるため、購入できる顧客層は限られていますが、これはすべてのカナダ人に直接利害のあるプロジェクトと言えます。「重要なのは、このようなネットゼロ・エネルギーの住宅を建てることができるのだ、と人々が認識することです」とシンハ副局長は言います。「停電や発電所の故障といった事態が起きても生活できるとわかっていれば、安心できます」。


進化し続ける技術

設計技術者たちは、すでに次の目標に向けた開発に取り組んでいます。数々のプロジェクトがある中で彼らが特に力を入れているのが、住宅建築に使われている日本の技術をカナダの技術に切り替えることです。

今後数年間の CANMET エネルギー技術センターの重要な狙いは、研究の成果と新しい技術を活かして、このような住宅をより手頃な価格で提供することです。「カナダの最大の強みは、建設費に細心の注意を払っていることです」とシンハ副局長は説明します。「この種の住宅はほかにもありますが、それらは広報用としての趣が強く、販売用とは言えません。われわれはこの製品の(商業ベースでの)販売を考える実際の建設業者と協力することによって、このプロジェクトを実用的なものにしようとしているのです。課題は出てきていますが、われわれはこのプロジェクトを可能な限り現実的なものにしたいのです」。


カナダ天然資源省 「ナチュラル・エレメンツ」 第39号より

詳細については、CANMETエネルギーのウェブサイト(英語フランス語)をご覧ください。

上記は参考のための仮翻訳で、正文は英文および仏文です。

 

Footer

更新日:
2011-08-30