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カナダのアパレル産業

カナダのアパレル産業は、毛皮製品、制服、スポーツウエア、その他特殊用途のアパレル関係を含む、メンズ・レディーズ・子供用服飾メーカーで構成されています。カナダにおけるアパレル製品の大量生産は、19世紀半ばに、ある程度の技術力をもった労働人口を獲得でき、なお且つ大きな消費市場を見込める大都市を中心として伸びていきました。今日カナダ各地で生産されているアパレル製品ではありますが、業界の製品出荷の中心地はいまだにケベック州であり、その他にも主立った生産地としてはオンタリオ州、マニトバ州、ブリティッシュコロンビア州などが挙げられます。また、最近では都心部から離れた地域や小さな町に生産拠点を設ける傾向も見られます。1997年には約2000社が69億ドル相当のアパレル製品を生産しましたが、それは1992年の58億ドルから比べて19%の増加です。

カナダ国内のアパレル市場は1989年から徐々に縮小の傾向にありましたが、1992年から1997年の間には安定しました。市場規模は1992年の83億ドルから拡大し、1997年には90億ドルにまで回復しています。カナダのアパレル・メーカーは、輸入品に国内市場のシェアを奪われ続けているのが現状ですが、そのような状況にも係わらず、輸出が大幅増の傾向にあることを武器に安定した生産量を維持しています。アパレル製品の輸出額は1992年の6億ドルから1997年の20億ドルへと増加の一途をたどっています。1996年にはアパレル製品輸出のほぼ92%は米国市場向けでしたが、他の主要市場として挙げられるのは特に英国、ドイツなどの欧州連合(6,230万ドル)や日本(2,230万ドル)でした。それらの輸出額は1992年から1996年の間にほぼ3倍となっています。

カナダのアパレル産業が持つ優位性の中でも特に重要な項目は下記の通りです。

柔軟性

アパレルメーカーは遷り変りの激しいファッション市場にすばやく対応でき、殆どが多品種少量生産体制をとっています。

生地の多様性

製品の差別化を図るため、主に輸入ものなどを中心に、多種多様の生地を使用しています。

イメージ

カナダのアパレル産業界は長年にわたり、優れたスタイルと革新的ファッション性を併せ持ったアパレル製品の生産地であるとのイメージを培ってきました。

最新の生産設備

カナダのアパレル業界では生産設備の近代化を常にはかっているため、コスト効率が非常に高くなっています。今日、積極的に輸出している会社の多くは効率の良い製造体制及び販売活動を行っていると考えられます。

新技術の採用

新しい生産技術、最新のコンピューター技術等を導入した会社は生産効率をより高め、製品サイクル期間短縮化に成功しています。

卓越したマーケティング手法

多くのアパレルメーカーは米国市場で勝ち残るために必要とされるノウハウ、経験、物流技術などを蓄積しています。成功する会社は、より密度の高い販売促進活動を行い、新規に営業拠点を開設し、市場戦略を立て、セールス担当者を採用し、そして製品ライセンスを取得しています。

米国市場への近さ

カナダのメーカーは巨大で安定した米国市場へアクセスすることで顧客ベースの多様化をはかることが出来ます。

カナダアパレル連盟 (CAF)

アパレル業界の全国組織であるCAFは、カナダ国内市場と米国市場の双方に関するメーカーと小売業者の知識を深めることを目的に、情報類や情報関係のセッションの促進、マーケティング戦略立案、展示会開催、データベース作成やバイヤーとメーカーのマッチメーキング促進等の販売促進の努力を行う事で、同連盟のメンバーを援助しています。

カナダ毛皮協議会 (FCC)

毛皮産業全業種のグループを代表するFCCは、市場調査・促進キャンペーンの実施、共同マーケティングの促進、及び広報活動プログラムを行うことなどによって強力な指導力を発揮しています。また、当協議会は北米毛皮・ファッション見本市(NAFFEM)の知名度を高めるという重要な役割を担っていますが、これは毛皮メーカーにとって重要な国際的マーケテイングの手段です。



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更新日:
2009-11-02