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ワイヤレスとカナダ:未来はここに

ケーブル無用の時代

カナダはこれまで1世紀以上にわたり、世界の通信市場をリードしてきました。1901年に初めて、無線によるメッセージが大西洋を横断して以来、カナダはワイヤレス技術の発展に著しく寄与してきました。インターネット市場の継続的な拡大からより大容量の回線が重視され、様々なモバイル通信のシステムも普及して、カナダのワイヤレス産業はますます成長を加速しています。独創的で豊富な資源に囲まれたカナダ企業は、未来の世界をワイヤレスで結びたいとのビジョンをもって、日々、画期的なツールやソリューションの開発を続けています。この分野におけるカナダは、世界中のワイレス市場の発展に合わせて常に時代の最先端の製品を供給し、どこの市場のどのようなニーズにも高い品質と競争力を持ってお応えいたします。

アレキサンダー・グラハム・ベルの時代から第四世代(4G)、LTE、Wi-Fi、WiMax、固定系ワイレスと、そしてさらにその先の5Gへ向けて、カナダの革命的なワイヤレス産業はこれまで、市場が次の時代に求める新たなソリューション、技術の先行開発の窓口であり続け続けるでしょう。


カナダのワイヤレスの先達

カナダにおけるワイヤレス技術の開発力は卓越しています。この産業の今日の発展の背景には、次のような業界一流の企業が名を連ねています。

  • リサーチ・イン・モーション(RIM)社は、モバイル通信市場に革新的なワイヤレス・ソリューションを提供しています。RIMのBlackBerryワイヤレス・ソリューションはCNETの名誉あるEditorユs Choice賞を受賞しています。この賞は、卓越したコンピュータ/エレクトロニクス製品に与えられるものです。

  • シー・コム・サテライト(C-Com Satellite Systems社は、追尾型のモバイル式衛星アンテナを開発、全世界で販売を展開している。2011年3月の東関東大震災の際には、日本の携帯電話事業者からの注文が殺到するなど、その設置のために同社のエンジニアも急きょ駆け付けるなどして対応した。今後とも日本のキャリアとの連携したビジネスが期待されている。

  • Wi-LAN(ワイ・ラン)社は、WiMax、固定系無線(FixedWireless)、高速インターネット・アクセス、LAN/WANの拡張、そしてブロードバンド・ワイヤレス・アクセスに特化しています。カルガリーのワイヤレス都市化を主導するホットスポット・プロジェクトとして、ウルティマ3Wi-Fiソリューションを提供しました。

  • シエラ・ワイヤレス社は、ラップトップ・携帯端末向けワイヤレスPCカード、AirCardを幅広く手がけています。これは内蔵アプリケーション用のOEMモジュールで、頑丈な車載用ワイヤレスシステムです。また、ビジネス・ユーザ向けにスマートフォン・プラットフォームの業務用電話、Voqラインを販売しています。

カナダには、上述の企業ほどは一般的に知られていないものの、優秀さでは決してひけをとらない次のような革新的企業があります。

  • レッド・ライン(Redline)・コミュニケーションズ社は、WiMax Forum認定のWiMax製品(IEEE802.16e)を先駆けて開発した企業の一つです。Redline社は世界60カ国で5,000件を超える設置数を誇り、世界中に80社以上の提携企業を持っています。

  • ドラゴン・ウェイブ社は、サービス・プロバイダやネットワーク供給者向けの高容量ワイヤレス・ブロードバンドを開発しています。

  • オクタシック社は、ワイヤレス・ベースバンド処理装置及びキャリア、法人ユーザー向けソリューションを世界市場にて提供しています。

  • ポーラーサット社は、フルメッシュ型の超小型アパーチャ・ターミナルのネットワークを提供する国際企業です。このネットワークは、世界各地の従来型通信インフラを欠く場所で、衛星経由の電話とビデオデータ伝送の最適化に寄与しています。

  • ベルエア・ネットワーク社の特許取得済みマルチポイント・ワイヤレス・メッシュ・アーキテクチャーは、大容量のワイヤレス・バックボーンを提供しています。ベルエア製品は、この安全性の高いワイヤレス・バックボーンをWi-Fiのようなワイヤレス・アクセス・ソリューションと組み合わせ、都市中心部や大集合地におけるワイヤレス・ネットワークの実用的な展開を行っています。

  • コンシリエント・テクノロジーズ社は、社内情報技術システムを携帯端末に拡張するモビリティー・ソフトウエアを開発しました。このソフトウエアは、ノベル、オラクル、サン・マイクロシステムズがあらゆるネットワーク上の携帯端末にワイヤレスで拡張できる基準に基づいて作られています。


最先端のカナダの研究

カナダの企業は、世界最高水準のワイヤレス技術の開発力をどのようにして維持し続けているのでしょうか? 答えは、ひたすら「研究努力(言うは易しく行ない難し)」。カナダの研究意欲の高さは世界的にも知られています。そしてこの余念のない研究活動がこれまで、こうした継続的な技術革新を可能にしてきました。カナダのワイヤレス産業においては、産業クラスター(集積)化が著しく、産業界・大学・政府の産学官の協力体制がとても発達しています。そして、こうした協力体制が優れた世界標準を作り出しています。

世界中の企業がカナダで新製品を開発を研究しており、その多くがカナダの大学との共同研究プロジェクトを立ち上げています。世界的な大手企業のエリクソン、シーメンス、ノキア、モトローラなど、いずれもカナダで重要な研究活動を展開している例です。

活況を呈するカナダの卓越したワイヤレス研究分野の例:

  • ブロードバンド・ワイヤレス・アクセス
  • 固定系無線(Fixed Wireless)/WiMax
  • 追尾型衛星アンテナ
  • スマートアンテナ
  • マイクロ・エレクトロメカニカル・システム
  • 認知無線・ソフトウエア無線
  • “ラストマイル”ソリューション
  • 広帯域直交周波数分割の多重化
  • 超広帯域ラジオ
  • ボイスオーバー・ワイヤレスLAN

カナダ通信研究センター(CRC)は、無線周波数帯に関する技術問題の管理、ワイヤレス通信・放送サービスの展開、そしてカナダのワイヤレス産業が利用できる新技術・知識の開発を行っています。CRCは、通信技術の研究開発(R&D)を行う、連邦政府の中心的な研究センターで、その研究所でワイヤレスの新概念・プロトタイプ・製品の開発と試験を行っています。また、モバイル・システム、衛星通信、デジタル放送、コーディング、新型アンテナ・システム、広帯域アクセス、ネットワーク・プロトコールの各分野で、世界中のパートナーと共同研究を行っています。


カナダのその他のワイヤレス先駆者

  • ウェイブフロント・ナショナル・センター・オブ・エクセレンス(Wavefront COE)
  • マイクロネットのネットワーク・オブ・センターズ・オブ・エクセレンス
  • TRLabs(テレコミュニケーションズ・リサーチ・ラボラトリーズ)
  • NEWT(新興無線技術のためのネットワーク)
  • ブリティッシュ・コロンビア州ワイヤレス革新ネットワーク
  • 国際通信協会
  • カナダ国家研究会議(NRC)の情報技術協会
  • アルバータ州WiTec

ウェイブフロント・ナショナル・センター・オブ・エクセレンス(Wavefront COE)は、ワイヤレス開発業界に製品やサービスの市場投入までのスピードアップを図るテストと商品化のソリューションを提供しています。こうしたソリューションを使って、企業は国内外の市場で成長を遂げ成功を収めることができます。モバイルネットワークオペレーターの間では、Wavefrontはそれぞれの市場や事業要件にぴったり合ったモバイルアプリケーションを特定、評価する中立で、独立したエントリーポイントとして、評価されています。

カナダ・ワイヤレス・センター・ネットワーク(CWCnet)は、カナダ全土に広がるワイヤレス関連の公共研究施設の中枢的な役割を果たし、中小企業の生産性や製作力、また技術革新などを増進することを目的としています。カナダ国内の大学関係者や研究者は、カナダの発展した通信技術産業クラスターの力をさらに拡大化するために、こうしたワイヤレス・センターや産業界と緊密に連携を取り合っています。


カナダのワイヤレス・ビームに乗りましょう

カナダは、衛星通信、モバイル・データ、固定系ワイヤレスに技術やその他の先行開発において世界のリーダーです。

  • カナダの衛星技術企業には、ノルサット・インターナショナル、COM DEVインターナショナル、ポーラーサット、SEDシステムズ(カリアン社の一部門)、EMS SATCOM等があります。

  • セルラー通信の成長は、“何時でも、どこでも”のボイスコミュニケーションの重要性を示しています。より大きな広帯域をもつことで、次世代のセルラー・システムはモバイル・データ通信に尚一層の利点と成長をもたらすでしょう。リサーチ・イン・モーション(RIM)、シエラ・ワイヤレス、724ソリューション、コンテック・イノベーションズ等のカナダ企業は、それを実現しようとしています。

  • インターネットのユーザは、混雑による帯域幅の減少と接続スピードの遅さに不満を募らせています。固定系ワイヤレスは、広帯域アクセスを劇的に増加させると考えられています。ハリス、CSIワイヤレス、Wi-LAN、ウエーブライダー、レッドライン・コミュニケーションズ、fSONA、SRテレコム等のカナダ企業では、すぐに対応できる準備が整っています。


カナダに進出する企業

エリクソンのカナダにおける中核的研究拠点は、4Gやさらに先の技術、ネットワーク・インフラ技術といった複数のワイヤレス標準の開発・試験において、全世界の統括を行っています。シーメンスAGの技術革新センターは、モバイル通信用グロ-バルシステムのためのワイヤレスLANの研究開発(R&D)とロケーション・エネイブラー、そして拡張性の高い安全なネットワーク・インフラを可能にするWi-Fiのスイッチング技術に焦点を当てています。


さらなる情報は...

カナダには、ワイヤレスのチャンスが溢れています。貴社も、カナダの素晴らしいワイヤレス通信環境を活用してはいかがでしょうか? カナダにおけるワイヤレス技術の可能性とクラスターについて、どうぞ以下サイトでより詳しい情報をご入手ください。

http://investincanada.gc.ca/eng/industry-sectors/wireless.aspx

 

 

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更新日:
2012-08-10