カナダ政府
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Government of Canada

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中学・高校留学


カナダの教育制度

カナダには、日本の文部科学省のような、国家レベルで教育を管理・運営する機関はありません。中央政府は指針を示す程度で、教育の管理・運営は完全な地方自治制。教育権は、各州の教育省がもっています。

カナダでは、学年(グレード=Grade)は小、中、高校をグレード1~グレード12というように、一貫して数えます。区切りは州によって異なり、例えば、小・中・高でブリティッシュ・コロンビア(B.C.)州は7-5制、アルバータ州は6-3-3制、ケベック州は6-5制になっています。

義務教育は、州によって少し異なりますが、6~7歳から16歳までです。そのほか、初等・中等教育の年数が違ったりしますが、公立の場合、基本的な学制は日本の小学校から大学までと、ほとんど変わりません。ちなみに、日本の高校1年生がカナダのグレード10に相当します。)

義務教育期間の授業料は、政府が負担します。ただし、これは税金を支払っているカナダ国民が対象で、留学生は年齢に関係なく、規定の学費を支払わなければなりません。

高校課程を修了するには、規定の単位を取得しなければなりませんが、これも州によって異なります。例えば、B.C.州では、卒業するためにグレード11と12で、52単位を取得し、州の統一試験に合格する必要があります。オンタリオ州の高校課程(グレード9~12)の場合は、4年の間に18の必修単位と12の選択単位を取得しなければなりません。さらに、地域の交流活動に40時間参加し、州の英語テストに合格しないと卒業できません。

また、ケベック州では、初等・中等教育のあと、大学進学希望者はCEGEP(college d'enseignement general et professionel)とよばれる短大で、2年間勉強しなければなりません。他の州の高校でも「職業コース」と「大学進学コース」があり、進学希望者は希望専攻分野の勉強をすることになります。

このように、カナダの教育制度は、州によって大きく異なります。したがって、留学する州が決まったら、その州や学校の制度を、事前にしっかり調べることです。


日本と大きく異なる学校のシステム

教育制度と同様に、日本とカナダでは、学校の制度にも違いがあります。特に違いが目立つのが、Secondary School=高校の制度です。

  • 学期:
    新学期は、州や学校によってまちまちですが、8月中旬から9月上旬に始まり、翌年の5月下旬から6月末まで。2学期制をとっている学校は、9月から1月までが1学期、2月から6月までが2学期になります。夏休みのほかに、年2回、休み(クリスマス休暇=7~10日間と春休み=5日間くらい)があります。
  • クラス編成:
    日本の場合は、学年の初めに決められ、全員が年間を通して同じカリキュラムで勉強していきます。しかし、カナダでは、生徒ひとりひとりが学年の初めにカリキュラムを組み、自分が選んだ科目の教室に移動して授業を受けます。カリキュラムが自分に合っていないと思ったら、学期の初めなら科目を変更することができます。授業は、8時半から9時に始まり、3時から4時に終了します。1日の授業時間は、ほとんどの学校が5時間です。
  • カリキュラム:
    高校1年は必修科目と若干の選択科目。2年以上になると、必修科目が減り、自分の将来の進路に応じて志望職業コースか大学進学コースを選びます。必修科目は、州によって異なりますが、留学生の場合は、1年目は必修が多いようです。また、教科書は、全員が学校から借りることになっているので、大切に扱われています。
  • 成績のつけ方:
    例えばグレード12の場合は、定期テストの結果と学業全体を評価して出されます。成績は、日本と同じように科目ごとにつけられますが、A、B、C、D の評価で出す学校と、評価をパーセントで出すところがあります。先生が、生徒の姿勢を見る基準は、授業に「参加」しているか、また積極的にプレゼンテーション(意見の発表)をしているかなどです。遅刻と欠席が多いと、大きなマイナス点になります。病気で休むときは、留学生の場合、ホームステイ先のホストファミリーに連絡してもらうとか、手紙を書いてもらうなどして、必ず学校へ届けを出しておく必要があります。
  • 進級・進学のシステム:
    カナダの高校は、日本のように自動的に進級というわけにはいきません。コースの規定の単位を取得したあと進級します。高校課程の後半2年は、進路に大きく影響します。通常の定期テストの結果と成績の総合評価で、それぞれの進路が決定します。大学進学を希望する場合は、各大学の専攻分野が指定する科目の単位を取得していなければ進学できません。カナダの学校は、一般的に、学習意欲がある生徒に対しては非常に熱心に指導してくれます。しかし、注意やアドバイスを何度しても意欲を見せない生徒には、容赦なく落第や退学などの処置がとられます。

 

 

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更新日:
2010-05-05