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日加関係

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太平洋のパートナー

カナダと日本は、共通の価値観と利益に基づき、政治、経済、文化など幅広い分野にわたる絆で結ばれています。

太平洋のパートナー

カナダと日本は、多くの価値観を共有し、2019年4月に両国首脳が議論した自由で開かれたインド太平洋への共通のビジョンを通してなど、ルールに基づく国際秩序を推進しています。カナダと日本は二国間の戦略的パートナーシップを深め、多国間システムで協力していくことを約束しています。両国ともG7、G20、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP/TPP11)、アジア開発銀行(ADB)、国際通貨基金(IMF)、ASEAN地域フォーラム、経済協力開発機構(OECD)に加盟しています。また、カナダと日本はルールに基づく多国間体制を支援する強い同盟関係にあり、現在進められているWTOの改革では「オタワグループ」の活動などを通じた重要なパートナーでもあります。新型コロナウイルスの感染拡大当初から、パンデミックへの対策を講じるためにカナダと日本はG7やG20などの多国間フォーラムで緊密に協力してきました。

カナダと日本の貿易・経済関係は、着実に拡大しています。日本は2019年のGDPが6兆7400億カナダドルと世界第3位であり、カナダの経済と通商においても最も重要なパートナーの一つです。また、日本はカナダにとって、アジアで最大の二国間対外直接投資(FDI)パートナーであり、2019年における日本からカナダへの直接投資残高は、336億カナダドルに達しています。500社以上の日本の子会社や関連会社がカナダで事業を展開し、何万人ものカナダ人を雇用しています。

一方、カナダから日本に対しても、広範囲にわたり多額の投資が行われ、自動車、情報通信技術、金融サービス、林産業の企業を中心に、100社以上が日本に拠点を設けています。2019年におけるカナダから日本への直接投資残高は、84億カナダドルとなっています。また、日本はカナダにとって、世界第4位の双方向の商品貿易相手国(アジアでは中国に次いで第2位)です。

2020年におけるカナダの日本向けの商品輸出総額は124億6千カナダドルで、これに対し日本からの輸入は136億カナダドルでした。2020年にカナダから日本への輸出高が最も大きかったのは、石炭、カノーラ種、銅鉱石、豚肉、鉄鉱石で、一方、日本からの輸入高が最も大きかったのは、自動車・自動車部品、産業機械、電気機械・器具でした。

カナダと日本は、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」に参加しています。CPTPPは最初に批准したオーストラリア、カナダ、日本、メキシコ、ニュージーランド、シンガポールで2018年12月30日に発効し、2019年1月14日にはベトナムでも発効しました。CPTPPが交渉参加11カ国の全てで発効すれば、総人口5億人以上、世界のGDP総額の13.5%を占める貿易圏が形成され、カナダはアジア太平洋地域の重要市場に優先的アクセスを得ます。またCPTPPにより、農産物・加工食品、水産物、林産物、金属・鉱物性生産品など、カナダから日本への主要輸出品の大部分について関税が撤廃または軽減されます。CPTPPは、効果的、開放的、包括的でルールに基づく貿易システムの原則を推進するため、カナダと日本が共に取り組んでいることを示すものです。カナダは2021年のCPTPP委員会議長国である日本と緊密に連携しています。

カナダと日本は、1928年に日本がオタワに公使館を開設して以来、外交関係の長い歴史を築いてきました。1929年5月21日にカナダが東京に公使館を開設し、日加間の修好が正式に樹立されました。両国は長年にわたり強固な政治協力関係を維持していますが、近年はこの関係が新たに広がり、より実質的なものになっています。日加関係が拡大している重要分野の一つが、平和と安全保障に関する協力です。2019年7月にはカナダ統合軍と自衛隊との協力を円滑化する「物品役務相互提供協定(ACSA)」が発効されました。カナダは日本や他のパートナー諸国と定期的に合同・多国間演習を行っています。

地域的および世界規模の安全保障問題に関して、カナダと日本が協力関係を深めていくための基礎となるのは、2010年に署名された「政治・平和及び安全保障協力に関する日加共同宣言」です。この共同宣言の柱は、日加両国の外務および防衛次官が定期的に会合を持つ、「政治、平和及び安全保障に関する次官級『2+2』対話」の開設で、最近では2018年12月に東京で会合が行われました。また、日本では2018年12月11、12日に第16回日加平和・安全保障協力シンポジウムも開催され、両国の研究者や政策立案者が重要な地域的および二国間協力について意見を交換しました。2019年12月にはカナダと日本の外務防衛当局間および防衛当局間で局長級会合が開催されました。

日加両国は、朝鮮半島の安全と安定の推進についても緊密に協力しています。2018年1月16日、日本はカナダと米国がバンクーバーで共催した「朝鮮半島の安全と安定に関する関係国外相会合」に出席しました。これ以降、ネオン作戦などを通じ、カナダは北朝鮮の海上における制裁回避に対応するための多国籍活動において、日本の献身的なパートナーとなっています。例として、洋上監視機やカナダ海軍の艦船数隻が日本に複数回派遣されました。

カナダと日本の議員による定期的な交流は、日加関係におけるもう一つの重要な柱です。カナダ日本国会議員連盟と、日本の国会議員による日本カナダ友好議員連盟は、1989年からカナダと日本が交替で主催する形で定期的に会合を行っています。前回は2020年12月にオンラインで開催され、新型コロナウイルス、地域安全保障、貿易政策、気候変動などが協議されました。

カナダと日本は、文化や人と人とのつながりでも、幅広く活発な交流を行っています。カナダには12万人以上の日系の人々が暮らし、新型コロナウイルスの感染拡大前は年間約30万人が相手国を訪れていました。日本のマンガやアニメがカナダで多くのファンを獲得する一方、カナダのミュージシャンも、偉大な功績を残したオスカー・ピーターソンやグレン・グールドをはじめ、ショーン・メンデス、ジャスティン・ビーバー、ロン・セクスミス、マット・ダスク、Monkey Majikなどの様々なジャンルの国際的なアーティストは日本でも知られ、人気があります。そして日加間には26の友好協会と71組の姉妹都市提携(うち1組はアルバータ州と北海道による提携)があります。

教育の分野では、海外留学に関心を持つ様々な年代の日本の学生にとって、カナダは常に人気の高い留学先で、2019年12月31日時点でカナダでの6カ月以上の就学許可を取得している日本人は、合計8485人にのぼっています。2019年に日本からLanguages Canadaのメンバー校に語学留学した人は2万590人を数え、カナダへの語学留学生の数では世界第2位です。また「語学指導等を行う外国青年招致事業」(JETプログラム)には、常時約500名のカナダ人が参加し、日本各地の学校で英語を教えたり、自治体の業務に携わったりしています。カナダ人は長年にわたってこのプログラムを積極的に支援し、修了者は約1万人にのぼります。さらに、日加間で実施されているIECワーキングホリデー・プログラムも非常に人気が高く、何千名もの若者が相手国に最長一年間滞在して、旅行や就労などを通じた交流を経験しています。

学術交流:大学や研究のつながりと交流

カナダは、人々の間の理解を深め、グローバルな市民とリーダーを育て、国々の発展に貢献する国際的な学術研究パートナーシップに積極的に参加しています。

グローバル連携省(GAC)の国際奨学金プログラム(International Scholarship Program, ISP)は、カナダおよび外国の学生や研究者を対象とする国際的な奨学金の給付、管理、振興を行っています。カナダでの勉学や研究を希望する日本の学生と博士課程を修了した研究者向けに、複数のプログラムが設定されています。これらの奨学金は、カナダ自然科学・工学研究会議(NSERC)、カナダ社会・人文科学研究機構(SSHRC)、カナダ保健研究機構、カナダ輸出開発公社(Export Development Canada)など、カナダ連邦政府の様々な機関が給付するものです。また、日本で大学院レベルの研究を行うことを希望するカナダの学生や研究者向けの留学プログラムもあります。

カナダにとって、日本は学術分野での重要なパートナーであり、特に科学と技術革新に関しては、互いの長所を活かす様々な連携が行われています。現在、カナダと日本の大学間では、あらゆる学部と地域にわたって数多くの国際交流協定が結ばれています。このような学術関係を基に、各国はカナダの技術革新と創造の拠点を利用し、トップ・レベルの研究者による協力を拡大し、国際的な学生の組織が相互の国の教育の推進に取り組んでいます。

国際奨学金・助成金プログラム 英語フランス語

アカデミック・ネットワークと団体

役に立つリンク

連絡先

カナダ大使館広報部学術交流係

広報・文化

2021年2月


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更新日:
2021-02-19