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駐日カナダ大使のメッセージ - カナダデーに寄せて

201871

今年151回目となるカナダデーにあたり、皆様にご挨拶申し上げます。

今年から来年にかけて、カナダと日本は外交関係樹立90周年という重要な節目を迎えています。日本は1928年に、カナダは1929年に相手国の首都に公使館を開設しました。以来、日加関係は人権、民主主義、法の支配の尊重、開かれた市場と持続可能な開発へのコミットメントなどの共通の価値観を基礎に、繁栄を続けてきました。ルールに基づく国際的な秩序への脅威が増大している現在、カナダ、日本、そして同じ考えを持つ国々が協力して、戦後の繁栄と安定を支えてきた価値観や制度を強化していくことの重要性が、かつてないほど高まっています。そして私たちは、このための努力を重ねています。

今年、カナダはG7の議長国を務め、国の価値観と強い志を反映した実質的かつ進歩的な議題を提案しました。私たちは、日本をはじめとするパートナー国と協力して、ジェンダー差別などの不平等と闘い、開かれた経済成長を推進し、海洋を含む環境保護に努め、世界の安全保障上の深刻な脅威に対処しています。

今年は6月に安倍首相がシャルルボワ・サミット出席のためカナダを訪れたほか、河野外務大臣と麻生財務大臣もそれに先立ちカナダを訪問しました。一方カナダからも、フリーランド外務大臣、マコーレー農務・農産食品大臣、多くの連邦議会代表団、州首相など、要人の訪日が続いています。来年は日本がG20の議長国を務めることから、日加間のこのような活発な対話の機運と熱気は持続するでしょう。

日加両国は、安全保障に関する協力でも大きく前進しています。この一年で、カナダ海軍のフリゲート艦2隻が共同演習参加の折に寄港し、続いて約50年ぶりにカナダの潜水艦が入港しました。カナダは、北朝鮮による制裁回避を阻止するための共同監視活動にも貢献し、さらにこのほど、安全保障協力を一層強化するため、日加物品役務相互提供協定(ACSA)に署名しました。

通商分野でも日加の結び付きは強く、さらなる成長を続けています。日本はカナダにとって、第4位の貿易相手国、かつアジア最大の対カナダ投資国です。またAI、量子コンピューティング、クリーンエネルギーなどの分野における技術革新のパートナーとして重要性を増しています。両国の関係拡大には大きな可能性があり、「包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定」(CPTPP)は署名され、批准へと向かっています。CPTPPは日加の貿易・経済関係に大きな変革をもたらすものであり、カナダはその早期発効を期待しています。CPTPPは、多くの国が協力して市場開放とルールに基づく貿易システムを推進する方法を示した確固たる実例であり、カナダはこの取組みにおいて日本が示したリーダーシップを称賛します。

日加間の人と人とのつながりも発展を続けています。モントリオールと成田を結ぶエア・カナダの新規就航をはじめとする両国間の航空路線の拡充が追い風となって、相手国を訪れる人の数はそれぞれ年間30万人以上にのぼり、また昨年は2万人を越える日本の若者が、留学先にカナダを選んでいます。同時に、カナダからの文化交流も非常に活発で、ジャズやクラシック界のトップレベルのミュージシャン、カナダの象徴とも言えるパフォーマンス集団のシルク・ドゥ・ソレイユ、先週東京ドームで観衆を魅了したセリーヌ・ディオンをはじめとするスーパースターなど、幅広いジャンルのアーティストが日本各地で公演を行っています。さらに来月には、ポップス界にセンセーションを起こしているショーン・メンデスとアレッシア・カーラがサマーソニックに出演します。

私は駐日カナダ大使として、日本というこの素晴らしい国でカナダを代表していることを光栄に思い、これからもあらゆる分野で日本との関わりを深めていきたいと願っています。

ハッピー・カナダデー!

駐日カナダ大使
イアン・バーニー

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更新日:
2018-07-06